ドラマレビュー【越路吹雪*愛の生涯】 [子育てサロン向け “歌のおにいさん”]
高級ブランドのステージ衣裳を身にまとって数々の名曲を優雅に歌う越路吹雪のその姿はまさに昭和の大スター。
ヒット曲は数知れず、女優としても映画、舞台で活躍し、レコード大賞歌唱賞、文部大臣賞、ゴールデンアロー賞・・・数々の賞を総なめにした。観客は彼女が見せてくれるそのまぶしい夢の世界に酔いしれることができた。
ドラマは、時代を超える名曲に乗せて、そのきらびやかなステージを再現。そして、その華麗な姿からは想像もつかなかった大スターの苦悩、私生活、約30年間マネージャーだった作詞家・岩谷時子との関係などの芸能界の舞台裏を赤裸々に描いていく。
そんな越路の繊細な素顔を演じるのは、人気実力ともに高い評価を得ている女優・天海祐希。越路と同じく宝塚のトップスターだった天海が、歌やダンスの実力を、テレビドラマで初めて本格的に披露する。
******レビュー*****
見るまではすごく期待してた
天海さんの越路吹雪
越路吹雪さんって聞くとなぜか?鼻にピーナッツ入れて飛ばす芸人さん。。誰だったっけ?思い出すんだけど^^:
パワフルに『ろくでなし』を歌う越路さんは
ちょっと男っぽく^^?何ていうか他の上品な歌い手さんから比べたら破天荒な感じを受けた記憶がある。。
≪実家のおかんが彼女のファンで毎日のようにこの曲かけてたな~≫
聞いた話では無類のお酒好きで?普段のお声もちょっとハスキーな感じだったとか。。
男っぽいっていう点で言えばCASTに選んだ天海さんは実に吹雪さん似って言えるよね^^b
ステージに上がった時のオーラも負けてないと思った。。
ただ、今回の作品ではちょっと綺麗綺麗に納まりすぎてる感じがしたな・・。
◆作詞家であり吹雪さんのマネージャーであった岩谷さん(松下由樹さんが演じてた)の功績を並べ立て
実際の視聴者が見たかった、知りたかった吹雪さんの私生活部分・・様々な恋愛遍歴やアルコールへの依存等にはほとんど触れず終い
思うんだけど人間って そんな綺麗なことばっかやって生きてきた人ばかりじゃ~ないんだし?
隠そう隠そうとするシナリオはかえって視聴者をしらけさせてしまうと思う。。特にファンの方は物足りなさ、感じたんじゃないかな?
天海さん演じる越路吹雪さんが
ただただ 厚化粧してステージで舞い踊る歌手・・にしか見えなくて残念だった・・。
◆マネージャーの岩谷さんを演じた松下由樹さんも
もともとの演技力があまり生かされない配役だった気がする。。
松下由樹さんが合ってるのは気丈に生きる女性・・
どちらかといえば“誰かを指揮する側の人間” であり
どれだけ功績をあげたマネージャーの役と言え主役の脇に置く女優ではないと思った。
そんな意味で今回の作品は5つ星で言って★(ひとつ)
今後二人の女優さんに合ったドラマ、見てみたいので
希望をこめて!
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